湖北省秭帰県　オレンジが「空を飛ぶ」

　湖北省宜昌市秭帰県はこのほど、倫晩ネーブルオレンジの収穫シーズンを迎えた。帰州鎮彭家坡村の生産者の馮立手さんはリモコンで重さ60キロの農業用ドローンを操縦し、山の斜面のオレンジ園から数分で山の中腹の物流集散地まで運んでいる。湖北省西部の山々が連なる三峡ダム区では、このような方法でネーブルオレンジを物流集散地まで運び、各地に出荷している。

　『橘頌』が誕生したこの地で、ネーブルオレンジを乗せたドローンは山間と谷間を抜け、新技術を活用し山頂の果樹園からの輸送問題を解決した。輸送手段の高度化が田舎の発展を後押しした。

　新華社記者杜子璇撮影

　「中国網日本語版（チャイナネット）」2025年4月16日