ブータン国王訪日で、日本でブータンが大人気!

japanese.china.org.cn, November 22, 2011
 

写真は日本自衛隊の儀仗隊を謁見するブータン王国

ブータン王国夫妻と会見する日本の皇后(中央)

日本新聞網11月20日によると、今年31歳のブータンのジグメ・ケサル・ナムゲル・ワンチュク国王は結婚したばかりのジェツン・ペマ王妃とともに日本を6日間に渡り訪問した。日本では「ブータンブーム」が起こり、JTBなど旅行各社の発表によれば、ブータン観光についての問い合わせ、申請が10倍以上増えているという。

ブータン国王夫妻の今回の日本訪問は、実質的には新婚旅行だ。11月15日に日本に到着し、二人の優しい笑顔や華麗な民族衣装が日本の国民に好感を持たれた。

写真は天皇の代行でブータン国王夫妻の歓迎儀式を主催する皇太子

福島県で大震災で亡くなった人を追悼するブータン国王夫妻

この6日間の訪日期間中、ブータン国王夫妻は日本皇室が主催する歓迎式典に出席し、国会で講演。また、福島県の被災地で追悼行事に参加して現地の子供たちと記念撮影をした。19日、雨の中、京都にある金閣寺を訪問、国王と王妃が住職に傘を差し出した様子が多くの人々に感動を呼んでいた。

日本メディアは今回ブータンについての報道で「幸福指数」という言葉をよく使っていた。ブータン国王は国民の幸福程度を非常に重視しており、ブータンは世界で幸福指数がもっとも高い国だといわれている。メディアはこれを基準にして、日本を「日本の経済は非常に発展しているが、人々の幸福指数は絶えずに下がっている」とコメントしていた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月22日