広州・深せん・香港高速鉄道工事現場で崩落事故 2人死亡

japanese.china.org.cn, December 2, 2011
 

深せん市軌道交通弁公室によると、深せん市福田区皇岡公園にある広州・深せん・香港高速鉄道(深せん・香港区間)のトンネル工事現場で、鉄筋網が倒壊する崩落事故が起こり、2日現在、2人が死亡、3人が重傷したことがわかった。事故原因は現在、調査中である。

広州・深せん・香港高速鉄道は、広州南駅を始発とし、東莞、虎門、新深せん北、福田を経由し、香港の西九竜駅までを結ぶ。開通後、中国大陸部と香港の間の人的交流や経済交流を大きく促進するだろうと期待されている。この新深せん北駅から香港米舗までの区間工事は中鉄15局集団有限公司が担当している。

今年3月以来、広州・深せん・香港高速鉄道プロジェクトでは、すでに崩落事故が数回が起こっており、中でも深せん市福田区中康団地にあるトンネル工事現場では、崩落事故が相次いで発生したため、死傷者は出ていないものの数棟のマンション住民が避難していた。工事担当者は事故原因について、現地の地質条件が特殊で複雑なためと説明している。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月2日