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「時速500キロ」の高速鉄道試験 大公開(写真集)]

 

 中国の高速鉄道の試験運転が25日、青島にある中国南車四方股份公司で成功した。中国南車社の趙小剛取締役はメディアの取材に対し、今回の試験運転で時速500キロ走行に成功し、この列車は試験走行で中国のこれまでの列車走行速度を越えたことを明らかにした。

ヘッド部分の設計は「剣」をイメージ 中国南車のエグゼクティブエンジニアである丁叁叁さんによれば、この列車は6両編成で、すべて動力車だ。中国南車のエンジニアは、試験用列車はCRH380Aの革新的な成果を基礎に中核技術の自主化と産業化を実現したもの。この列車には現在のところ型番がまだない。 

ポイント 1.列車とインターネット技術の融合で落雷があった場合、後続車は速度を自動制御する。 2.デザインは「剣」と「ロケット」の先頭と末尾を組み合わせている。 3.制御は飛行機のように「風力抵抗制御」している。

4.安全性については、風や霜、雨雪、落雷、地震などの環境の変化パラメータで調整は必要なく自動で運転手に伝達され、列車は自動で天候を判断して速度を制御することで、安全性が大幅に向上した。

5.材質:車体はアルミ合金の空洞型を使用、先頭部分や社内のシートなどの設備にはそれぞれカーボン、アルミ合金などの新素材が使用されて、軽量化と同時に22.7%の硬度向上を実現。

6.動力:牽引効率2万キロワット超に!

更に高速でも余裕のある安全性 完成式典の席上、趙取締役は、更なる高速化は今後の運行でこのような速度とは限らない。「科学的な検証を通して、余裕のある安全性でテストできれば、動力車の編成の運行安全を確保できる。」といい、この列車は現在のところ1両しかないが、今後の量産については「念頭にはある」という。