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米無人偵察機「グローバルホーク」、メリーランド州で墜落


 

 
資料写真:米無人偵察機「グローバルホーク」


 

米海軍は11日、無人偵察機「グローバルホーク」が同日、メリーランド州ソールズベリーの海岸付近で墜落したと発表した。住民や家屋等に被害はなく、事故原因を究明中だ。

米海軍のスポークスマンは同日、「同墜落機は、同州パタクセント・リバー海軍航空基地所属の無人偵察機RQ-4Aグローバルホークで、同日午後に通常の訓練飛行中に墜落した。同墜落機との連絡が途絶えると、海軍は直ちに有人機をメリーランド州東海岸に派遣した。現在は事故原因を究明中だ」と述べた。

米軍および政府の資料によると、同機は基本型で全長が約13.4メートル、翼幅が約35.4メートルに達する、米軍が現在保有する最大かつ最先端の無人偵察機で、通常は偵察機として用いられる。標高17万7000メートル以下での航続時間は30時間に達することができ、1機当たりの製造コストは1億7600万ドル。

昨年より、米軍の無人偵察機の墜落が相次いでいる。イランは2011年12月、イラン東部の国境地帯に侵入した、米国の無人ステルス偵察機RQ-170を撃墜したと発表した。同月、米軍の無人航空機がセイシェル国際空港に着陸する際に墜落し、今年4月には、もう1機の無人機もセイシェル国際空港で離陸後に技術的トラブルを起こし、着陸態勢に入ったが墜落した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年6月12日