米国、2017年に日本にF35戦闘機を16機配備

japanese.china.org.cn, December 27, 2012
 

資料写真 米海兵隊に配備予定のF35B戦闘機

日本の「読売新聞」は25日、米国が2017年に最新鋭のF35戦闘機を山口県岩国市の岩国基地に配備することを計画していると伝えた。日本の外務省は、16機のF35の配備計画について、岩国市などにすでに説明を行っている。

日本の外務省は岩国市に、米軍がF35戦闘機を16機導入する方針を固め、17年度(2016年10月から17年9月)に現在配備されているF/A18戦闘機に代わりF35を岩国基地に配備する予定であることを明らかにした。

報道によると、F35戦闘機が米国以外の地域に配備されるのはこれが初めてとなる。

米国政府は2010年10月に同計画を発表したが、正式な通知がなかったため、日本の外務省は岩国市などの地方自治体に説明を行っていなかった。

パネッタ米国防長官は12月18日にワシントンで演説した際、2017年にF35戦闘機を岩国基地に配備する方針を示した。日本の外務省は実現する可能性が高いと考え、地方自治体に説明することを決めた。

米軍が岩国基地に配備予定の戦闘機は短距離・垂直離着陸型のF35B型戦闘機で、通常の戦闘機より騒音が大きいと見られている。日本政府は、住民の理解を得るため、計画段階から地方自治体と情報を共有したい考えだ。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年12月27日