中国空母「遼寧艦」、初の遠洋航海で釣魚島へか

japanese.china.org.cn, April 23, 2013
 

青島港に寄港する遼寧艦

英紙『ザ・デイリー・テレグラフ』ウェブサイト4月19日の報道によると、中国の専門家は「中国初の空母『遼寧艦』の初の遠洋航海は1―3カ月に及ぶ予定で、日本の沖縄県周辺島嶼群(つまりは釣魚島)、更には米領グアム付近の海域に向かう可能性がある」との見方を示していることがわかった。

中国中央電子台(CCTV)は、2012年9月に正式に就役した遼寧艦は初となる遠洋航海の準備を進めていると伝えた。2013年3月、中国の艦船専門家である藍雲氏は公式メディアに対し、「遼寧艦」の初の遠洋航海について、上述の見方を示した。この強気な発言は、先般の遼寧艦に対する一連の報道の一つであり、4月23日は丁度、中国海軍成立64周年の記念すべき日でもある。

『中国日報』は1面に掲載した「中国の遠洋の巨人」と題した記事で、「中国海軍は国家の安全と経済的利益を守るべきである」と述べた。遼寧艦の副艦長、劉志剛氏は『中国日報』に対し、「中国海軍の責任が近海の防衛からより広範囲な海洋へと転換するにあたり、遼寧艦はその先駆けとしての役割を果たす。中国海軍は他国が到達できる場所において、国家の発展を支援する必要がある。他のいずれの地域や国家にも劣らぬレベルに到達しなければならない。我々は多くの専門家が予想しているよりも格段に速いペースで空母を改良しており、完璧な戦闘能力を完備することを目指している」と述べた。

また、報道は「海軍力の増強によって、海洋での影響力拡大を図る中国の明確な行動は、折りしも日本、フィリピン、ベトナムなどの隣国との領土争いが深刻化している時期と重なっている。また、中国はアメリカのアジア太平洋回帰戦略を注視していることを表明し、中国の台頭に対する直接的な威嚇であると見なしている」と指摘した。

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「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月23日