中国国防部の楊宇軍報道官は25日、北京で国防部の定例記者会見を行い、軍隊と武装警察部隊の震災救援活動、空母の遠洋訓練などについて、記者らの質問に答えた。
遼寧艦がいつのタイミングで遠洋航海に出るのかとの質問に対し、楊報道官は「海濶凭魚躍、天高任鳥飛(海は広く魚は思うままに跳ねることができ,天は高く鳥は自由に飛び回ることができる。「自分の才能を活かして働ける場所はいくらでもある」の意)」という中国の古語になぞらえて、「空母は『ひきこもり』ではないのだから、ずっと軍港に泊まっていることはあり得ない。今後、空母が遠洋航海に出るのは当たり前のことである。しかし、時期や場所、編隊については、各方面の状況を総合的に考慮して決定する必要がある」と答えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年4月26日