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天津市で最初の遺跡類博物館が着工
天津市最初の遺跡類博物館――元・明・清天妃宮博物館がこのほど着工された。

この博物館は天津市河東区の大直沽地区にある。大直沽天妃宮は西暦1281年〜1284年に天津市内で最も早い時期に建てられた媽祖(海の女神といわれている)を祭る建築物であり、明の永楽2年(1402年)に建てられた天津衛城よりも百年早い。これは天津市の形成と発展の歴史的証拠と見られている。1997年、天津市の都市建設の中で、相次いで明代の碑の台座および建築用材などの文物がたくさん発見されている。

元・明・清天妃宮博物館は敷地面積6600平方㍍、建築面積3000余平方㍍で、天津市最初の遺跡類博物館であり、同市の19番目の博物館でもある。完成後、海洋文化、媽祖文化を特色として、考古学的発掘の過程を提示し、参観者に文化累積層の現状を直観的に見てもらうことになっている。

博物館は年内に完成する予定である。

「チャイナネット」2001年8月27日

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