黄河保護基金会と蘭州南北両山整備指揮部はこのほど契約を結び、1億元を投資して1万ムー(1ムーは6.667アール)の緑化基地をつくる取り決めに調印した。黄河は中華民族の「母なる川」とも言われ、「黄河の母」というモニュメントが基金会の記章として蘭州に建てられることになっている。
蘭州の大砂溝緑化基地のプロジェクト実施される区域は黄河の一級支流地域に属し、地形条件も悪く、降雨量が極めて少なく、毎年の秋の雨季になると大量の土砂が黄河へ流れ込み、黄河流域における水土流失の最も深刻な地区でもある。
黄河保護基金会は蘭州市の緑化関連優遇政策を十分に享受することができ、無償で荒れ山を使用し、無償で既存の灌漑施設を使い、さらに1億元を投下して緑化基地のプロジェクト計画、設計、管理に使用することになっている。基金会は今年の年末までに15%〜20%の始動資金を支払い、今年9月から植樹作業を始め、3年間で初期段階の成果を上げ、5年後には大きな成果を上げることを目指している。
「チャイナネット」2001/09/30