緑地を新規増加するほか、甘粛省政府はまた河西回廊地区で大がかりな節水灌漑プロジェクトを建設し、河西回廊地区での荒れ地の新規開墾を禁じることになっている。
河西回廊の総面積は21万5 000平方キロ。北部にあるトングリ砂漠、バダインジャラン(巴丹吉林)砂漠が急速に南へ広がり、祁連山の南側と北側の水源涵養地帯が干ばつのため絶えず水枯れに見舞われ、中部のオアシス地帯では人口の増加によって、水資源が減り、砂漠化が深刻化し、中国の風と砂が東へ移り、南に侵入する大きなルート、中国北部地区の主な黄砂の発生源となっている。
「チャイナネット」2002年6月28日