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泰山の四大名薬について
 泰山はその雄大で美しい姿、輝かしい文化によって内外にその名を知られるだけでなく、物産が豊かで、薬草の宝庫でもあることで世界に知られている。近代の泰山の名医高宗岳が編纂した「泰山薬物誌」の記載によると、泰山には「特産」の薬物が60余種もあり、「一般」の薬草が500余種あり、そのうち何首烏、四葉参、黄精、紫草は中医(漢方医)薬草業界から「泰山の四大名薬」とたたえられている。

1、 何首烏 何首烏のもとの名は白首烏といい、言い伝えによると、泰山の

何という白髪の老人(何立徳)がこれを食べてからひげと髪の毛が黒くなって若さを取り戻したため、泰山の一帯では白首烏を何首烏と呼んでいる。何首烏の薬効は非常によく、「血を養って肝臓を益し、精を固めて腎臓を益し、体を丈夫にし、黒いひげと黒い髪が生え、栄養補給の良薬である。寒でも燥でもなく、効き目は地黄、天門冬の諸薬の上にある」 (「本草綱目」) 。

2、 四葉参 つまり泰山参のことであり、羊乳とも言われる。泰山の四葉参

はニンジンのように大きく、表面は粗く、色は灰色を帯びた黄色で、泰山の山奥の岩のすきま、陽が差し込むことのない谷間、山の斜面や林の木蔭の下に野生状態になっている。補血の効があり、乳を増やし、陰を養って肺を潤し、胃を養って唾液の分泌を促進する効能がある。「効き目は長白山の薬用人参より10倍大きい」 (「泰山薬物誌」) 。体の弱い者は人参をお酒の中に浸して常にこれを飲むこと。健康を保つ効果がきわめて大きい。ここ数年来、泰山の四葉参は人工栽培に成功し、薬草を栽培している農家はすでに次第にそれを自家栽培するようになっている。

3、 黄精 黄蔓精の略称であり、輪生アマドコロとも言われ、木蔭に覆われ

た斜面、断崖、様々な草むらの中と木の下に生えている。黄精は性が平で潤す効があり、味が甘で薄く、無毒で虫を殺すことができ、その効能は腹部を補って気を益し、肝胆を強くし、心、肺を潤し、脾臓、胃を益し、清気が上がり、濁気を下げ、精髄を増やし、筋骨を強くし、リューマチを制圧し、のぼせを軽くし、また排便、小水にも効能があり、視覚、聴覚を向上させる。「本草綱目」には、「黄精を服用すれば、その多少を問わず、一日もたたずに若くなることができる」と書かれている。清代の「泰山県誌」は名医陶弘景の言葉を引用して「仙人が残した食べもの」であるとしている。食べ方は非常に特別である。土鍋で煮沸してから半ば乾かして白砂糖でこれを浸し、2日間たてば食べることができ、乾燥して粉末にしてノリ状して食べてもよい。

4、 紫草 紫草科の多年生の草本植物であり、塊根は薬として使われる。毎

年の6、7月に紫草の花が咲く前に根を掘り、「質がかたくて色が濃いものは、効き目が10倍大きい」(「泰山薬物誌」) 。明軒の道教の僧は「泰山の紫草は、少し湯に入れると、色の新鮮さは明るい赤色のようだ」と言っている。血のめぐりをよくし、血を涼にし、熱を下げて病毒をなくし、利尿などの効能があり、血が熱くて毒が盛んなこと、発疹、黄疸、丹毒、便秘などを治すことができる。ここ数年、すでに赤ちゃんのはしかの治療にも用いられている。例えば紫草を浸して軟膏にして外用するならば、やけど、凍傷、湿疹、水泡などを治療することもできる。泰安の民間ではまた紫草の根を酒に浸し、それを飲むなら快適で筋骨をすっきりさせ血のめぐりをよくし、体を丈夫にする。

「チャイナネット」2002年7月1日

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