JR東労組、中国人戦争被害者の要求を支える会、全国中小企業団体連合会など民間10団体で構成する日本人400人余りの追悼訪中団も出席、かつて撫順戦犯管理所で思想教育を受けた日本人戦犯4人も参列した。

平頂山虐殺事件は、遼寧省撫順市区南部の平頂山で発生。旧暦8月15日の中秋にあたる1932年9月15日夜、平頂山村を通過した中国の抗日武装隊が、撫順を占領していた旧日本軍を襲撃。旧日本軍は平頂山村民が「匪賊に内通した」と濡れ衣を着せ、翌16日朝、報復行為に及び、同村の若者から老人まで3000人以上を村の西側の原野に連行、大虐殺した。旧日本軍は罪状隠蔽のためガソリンで遺体を焼いて山に埋めた上、500世帯以上が住んでいた800軒余の家屋を焼き払い、同村は廃墟と化した。

「人民網日本語版」2002年9月16日