国際武術連合会の李志堅主席(中華全国体育総会主席)は9月16日、日本日中友好協会の村岡久平理事長(日本武術太極拳連盟副会長)と会見した。
李志堅主席は、武術のオリンピックへの参加申請状況について村岡理事長に説明、国際武術連合会、中国武術協会として、武術の2008年オリンピック種目入りに全力を尽くす考えを伝えた。また、李主席は「武術のオリンピック種目入りは、北京五輪組織委員会も重視している。中国の金メダル獲得数を増やすためではなく、東西文化の融合を強化するためだ」と強調した。
これに対し、国際武術連合会執行委員、アジア武術連合会事務局長も務めている村岡理事長は「武術、とりわけ太極拳は日本でも最も普及している競技で、日本の武術界は武術のオリンピック種目入りを全力で推している。中国だけのことではなく、全世界の武術界に関わるからだ」と述べた。
「人民網日本語版」2002年9月17日
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