今回の神舟5号宇宙船は「長征2号F(CZ-2F)」ロケットで打ち上げられ、元中国ロケット総体設計部主任、中国科学院アカデミー会員の謝光選氏によると、その他の型のものと比較すると、「長征2号F(CZ-2F)」ロケットは安全性と信頼度の面で優位があり、打ち上げの成功率は97%~98%に達し、同時に「長征2F」ロケットの上部には脱出措置が設けてあり、ロケットの打ち上げに万一失敗したなら、脱出措置は宇宙飛行士の安全を保証することができる。
今回の打ち上げについて、謝光選氏は自信をもっている。中国の宇宙飛行技術はすべてみずから開発したものであり、われわれのスタートは旧ソ連、アメリカよりずっと遅れることになったが、発展の速度と質は驚異的なものである。無人宇宙船の打ち上げ成功率の面で、すでに92%に達し、アメリカと旧ソ連のレベルに追いついていると述べた。
「チャイナネット」2003年10月10日