香港中華総商会の曽憲梓会長(金利来遠東集団董事局主席)は1億香港ドルを投じ、「曽憲梓航空宇宙科学技術発展基金」を設立した。祖国の航空宇宙科学技術事業に大きく貢献した専門家、航空宇宙関係者を奨励し、国による同事業の発展を支持することが目的。
曽憲梓氏は1日夜、香港を訪れた中国初の有人宇宙飛行船「神舟5号」の乗組員・楊利偉氏らの歓迎パーティーで、基金設立を発表。最初の奨励者として楊氏と有人飛行代表団に500万香港ドルの小切手が手渡された。内訳は楊氏に100万香港ドル、「神舟5号」の研究開発、打ち上げに携わった全職員に400万香港ドル。楊氏は航空宇宙科学技術のさらなる発展のために奨励金を国家に寄付すると発表した。
「人民網日本語版」2003年11月3日