第5回「中国国際宇宙技術展」が24日、北京展覧館で開幕した。
今回は欧州連合(EU)の「ガリレオ計画」委員会との初共催で、中国航空科学界の主要企業と、リモートセンシング・地理情報システム・全地球測位システム(GPS)など宇宙技術関連製品メーカー、EUの「ガリレオ計画」の参加企業が出品する。また、「神舟5号」の帰還モジュールや宇宙服、宇宙食、パラシュートなど数多くの有人飛行技術関連製品や月面走行車など月探査技術製品も展示される。
同時開催される「国際衛星ナビゲーション測位技術会議」には、欧州と中国の宇宙技術と応用の専門家が参加し、最新の宇宙応用技術、「ガリレオ計画」の進展状況や商業計画、中国の関連政策などを発表する。EUを中心に開発が進んでいる「ガリレオ計画」GPSシステムはすでにEU部長会議で正式に承認され、ネットワーク衛星30機を3つの傾斜軌道を運行させる予定。プロジェクト予算は36億ユーロ。
「人民網日本語版」2003年11月25日