農業部は1日、浙江省永康市、湖北省宜昌市、雲南省呈貢県、河南省平與県、新疆ウイグル自治区生産建設兵団農12師の計5カ所で、鳥インフルエンザの家きん類への感染疑い例が報告されたと発表した。
これらの地域で疑い例が報告されたのを受けて、地元政府は直ちに家きんの処分や予防接種など人への感染防止に向けた緊急措置を取ると同時に、国家禽流感参考実験室に分析を依頼した。
農業部はこれらの地域に対策チームを派遣。地元政府による感染防止措置をサポートするとともに、さまざまな対策を実施するなど、ウイルスの感染拡大防止策が取られている。関連部門は国連食糧農業機関(FAO)や世界保健機関(WHO)などに発生状況について報告した。
「人民網日本語版」2004年2月2日