世界保健機関(WHO)中国代表部は2月2日、オランダ人専門家2人を近く北京に派遣し、鳥インフルエンザ対策で中国と協力する意向を明らかにした。
専門家らは感染した家きん類の処分とその方法、感染予防措置、動物への予防接種、観測・評価システムなどについて中国側に提案を行う。人への感染防止に重点が置かれる。
同代表部報道官によると、派遣される専門家は鳥インフルエンザ対策の分野でさまざまな実績を誇り、最近もベトナムで地元政府と協力して鳥インフルエンザ・ウイルス「H5N1型」のまん延防止をサポート。また2003年にオランダで「H7N7型」が猛威を振るった際にも感染拡大防止に努めた。
「人民網日本語版」2004年2月3日