国連食糧農業機関(FAO)のアジア太平洋地域事務室は2月3日、鳥インフルエンザによる被害を受けたアジア諸国に対し、FAOが160万ドルに上る緊急援助を行うことを明らかにした。援助対象国は、事前に救援要請を出していたベトナム、ラオス、カンボジア、パキスタンの4カ国。それぞれ最高限度額40万ドルの緊急援助資金が3日から供与され、感染状況の監視・関係職員の育成・各病例の研究・防護服の購入などに充てられる。
「人民網日本語版」2004年2月4日