WHO・世界保健機関は中国が講じた抑制措置を称賛し、そのスポークスマンは3日、「中国政府はFAO国連食糧農業機関やWHOと密接に連絡を取り、即時に感染情況を知らせるなど、透明度の高い対応をしている。今のところ、中国では、鳥インフルエンザの感染者は出ていない。」と述べた。
FAOとWHO及びOIE国際獣疫事務局の三機関は3日、ローマで3日間にわたる鳥インフルエンザ対策緊急会議を開き、感染が広がっている国や地域の感染抑制への協力について協議している。
なお、欧州連合は3日、鳥インフルエンザの感染が蔓延している東南アジア国家からの鶏肉製品や鳥類ペットへの輸入禁止をさらに六ヶ月間延長することにした。
「CRI」より2004/02/05