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中国、ニワトリなど121万羽を処分 南部に集中

国務院新聞弁公室は5日、高病原性鳥インフルエンザ対策に関する記者会見で、中国では4日までに家きん類5万6417羽の感染と4万9236羽の死亡を確認し、処分された家きん類は121万5057羽に達したと発表した。これまでに鳥インフルエンザが発生した場所では、感染状況はほぼ抑制されており、人への感染は確認されていない。

農業部の劉堅副部長は記者会見で、中国の高病原性鳥インフルエンザの特徴について次のように説明した。(1)感染地域は点状に分散している(2)感染は南部で比較的多く、華中・華東・華南地方に集中している(3)ウィルスの毒性が強い。H5N1亜種ウィルスでは大量のニワトリのほか、アヒル、ガチョウなどの水鳥も死亡している。これまでに、ニワトリへは16カ所で、アヒルは5カ所、ガチョウは2カ所で感染が見つかった。

「人民網日本語版」2004年2月6日

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