農業部の賈幼陵報道官(高病原性鳥インフルエンザ対策担当)は2月16日、湖北省麻城市などで鳥インフルエンザを確認、吉林省白城市で新たに鳥インフルエンザの疑い例が見つかったことを明らかにした。
農業部が同日に国家鳥インフルエンザ参考実験室から受けた報告によると、ウイルス「H5N1型」が確認されたのは、湖北省の麻城市、松滋市、洪湖市、公安県、陽新県、広東省韶関市、西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市。
農業部はこのほか、吉林省白城市で鳥インフルエンザの疑い例が見つかったとの報告も受けた。現地政府は直ちに家きん類の処分や緊急の強制的予防接種などの措置を採り、感染はすでに効果的に抑制されている。
「人民網日本語版」2004年2月17日