北京市の疫病対策を担当する「北京市防治重大疫情指揮部」はこのほど、鳥インフルエンザ拡大防止のため、養鳩業者に対し、ハトが外部と接触しないよう厳重に管理し、養鳩場への感染対策以外の人員および車両の出入りを禁止する通達を出した。同通達の指示は他に次の通り。
▽北京市内では当面、ハトの飛行・交配・輸送など感染拡大を招く可能性のある行為を禁止する。
▽養鳩業者および飼育者は、ハトを登録した上で、囲い込み飼育またはケージ内飼育を行うこと。
▽ハトを他の鳥類・ペット・ニワトリなどと共に飼育、または接触させてはならない。養鳩場全体を消毒すること。
▽ハトの糞・汚水・羽などは一カ所に集めた後、水酸化ナトリウムまたは石灰水により3時間処理してから搬出すること。
「人民網日本語版」2004年2月16日