回良玉副総理は26日、国務院の温家宝総理の委託を受け、第10期全国人民代表大会常務委員会第7回会議の席上で、高病原性鳥インフルエンザの全国的な対策事業について報告した。
回副総理は「現在、対策事業はヤマ場を迎えている。任務は非常に困難かつ重要だ」と述べたうえで、今後の対策プランとして次の8点を挙げた。
1 指導を強化し、対策事業における責任制の強化に努める
2 対策事業における重点作業を明確にし、感染の拡大と人への感染を防止する
3 法律に基づいて予防対策を進め、動物防疫に関する行政規則を制定・改善する
4 動物防疫システムの整備を強化し、動物の疾病への対策力を強化する
5 科学研究を促進して、予防対策の技術的水準を高める
6 監督管理や検疫を強化し、動物由来製品の安全性を保障し、貿易の秩序維持に努める
7 さまざまな支援策を実施して、家きん産業の回復と発展をはかる
8 各方面に配慮した全体的な対策を展開し、農村での作業を全面的かつ適切に進める。
「人民網日本語版」2004年2月27日