2月28日に閉幕した朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)の核開発問題をめぐる6カ国協議について、米国務院のスポークスマンは同日「根本的な対立が解消していないながらも、今回の協議では一定の進展があった」との認識を示した。
同スポークスマンによると、参加者は「核のない朝鮮半島の実現」を目指して真剣に議論し、朝鮮に「完全で検証可能かつ後戻りできない核廃棄」を求めた。
同スポークスマンは中国について「協議への参加だけでなく、準備からホスト国としての対応に至るまで、外交努力を積み重ねて重大な貢献をした」と賛辞を送った。
「人民網日本語版」2004年2月29日