中国国務院の温家宝総理は2日北京で、中国政府は鳥インフルエンザ感染の予防と治療を非常に重視しており、一連の緊急措置を講じ、感染の拡大を抑えたと発表した。
これは温家宝総理が中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)鳥インフルエンザ感染対策特別会議で述べたものである。温家宝総理はまた、中国政府がASEAN、WTOなどの国際機関と公共衛生、品質監督と検疫などの分野における協力を強め、ASEAN各国との戦略パートナー関係を絶えず強化し、関連の国際組織との関係を深めることに力を入れるとの考えを示した。
世界保健機関(WTO)の中国駐在代表ベケダム氏は「会議に出席している各国と国際機関の代表らは中国政府の講じた果敢で、効果的な措置を賞賛している」と表明し、国連食糧農業機関(FAO)と国際獣疫事務局(OIE)の関係者も中国と協力して、鳥インフルエンザを撲滅する決意を示した。
「CRI」より2004/03/03