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鳥インフルエンザとの戦いは「生きた教訓」農業部

農業部は16日、これまでに鳥インフルエンザの感染が確認された49例はすべて封じ込めに成功したと発表した。同部の賈幼陵報道官(高病原性鳥インフルエンザ対策担当)は同日、読者の関心が高い問題について、記者の質問に答えた。

――これまで動物の疾病予防作業は相応の注目を集めてこなかった。ここ1カ月間の鳥インフルエンザとの戦いを経て、今後、有効な動物疾病予防システムの整備が加速すると思うか。

このたびの鳥インフルエンザ発生から封じ込めに至る一連の戦いは、全国民にとっての「生きた教訓」だった。これまで動物の疾病予防は、公衆衛生システムの範囲に入っていなかったが、今では動物の疾病、特に人と家畜の両方が感染する疾病は、人の健康や安全に直接影響することが人々にもよくわかった。動物疾病予防は、関連部門だけの任務ではなく、各レベル政府の任務であり、経済と社会がバランスよく発展していくための重要なポイントの一つだ。中国では牧畜業が急速に発展し、多くの分野で世界一に躍進したが、動物疾病予防のレベルでは大きく立ち遅れており、発展に向けた有効な保護対策が欠如している。中国の実情からみて、有効な動物疾病予防システムの構築において、次の2点が急務であると考えられる。

第一に、基層レベルでの疾病予防システムを確立する必要がある。

第二に、牧畜の生産方式を徐々に改善させる必要がある。現在、中国で行われている家きん類飼育のうち、大量生産方式が取られているのは全体の40%に過ぎない。ブタはわずか25%で、ウシやヒツジはさらに少ない。このほか、ブタと鳥類の混合飼育、ニワトリとカモの混合飼育なども、感染の拡大やウイルス変異の機会を増大させている。

「人民網日本語版」2004年3月19日

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