WHO・世界保健機関の中国駐在事務所のワディアスポークスマンは7日記者のインタビューを受けた際、中国には安徽省で発生している鳥インフルエンザを抑制できる力があるとWHOは確信していると示した。
ワディアスポークスマンは「中国の関係部門は感染エリアから半径3キロ以内の家畜をすべて処分し、半径5キロ以内の家畜に対して強制的な免疫措置を施した。これらの措置は国連食糧機関とWHOの要求に一致し、鳥インフルエンザを抑制することで鍵となる役割を果たしている。また、今年始めに大きな範囲で発生した鳥インフルエンザの封じ込めで蓄積した経験もプラスとなっている」と話した。
また、ワディアスポークスマンは「現在、アジアのベトナム、中国、タイで相次いで鳥インフルエンザが発生しており、これからアジアのほかの国と地区にも広がっていく可能性が高い。WHOはアジアにおける鳥インフルエンザの発展動向を密接に注意し、感染状況が現れた国に技術的、人的な援助を提供する」との方針を示した。
「CRI」より2004/07/08