国家質量監督検験検疫総局は7日、各省・自治区・直轄市の検験検疫局および質量技術監督局に緊急通知を出し、通知の日から、高病原性鳥インフルエンザが発生した安徽省原産の家きん類とその加工品の輸出を停止し、安徽省から出荷された家きん類・加工品の検査申請の受理を停止するよう求めて、安徽省内にある家きん類・加工品が省外に出荷されることを禁じた。各地の検験検疫機関に対しては、管轄区域内での家きん類とその加工品の検査・検疫作業を真剣に行い、登録企業への日常的な監督を徹底させることを要求する。港の検験検疫機関には検査を厳格にするよう求める。質量技術監督部門には、家きん類の加工処理企業および家きん類製品加工メーカーに対する監督管理を強化して、感染地域の家きん類・加工品が加工・販売ルートに入り込まないよう厳重に対処するよう求めている。これらの制限措置が解除されるまでは、農業部門が画定した感染地域内にある家きん類加工関連企業は、直ちに生産を停止しなければならず、すでに生産された関連製品は現場で保管し、市場への出荷を禁止される。
同通知はこのほか各地の検験検疫機関に対し、貿易相手国・地域が今回の鳥インフルエンザ再発後に取った検疫措置に高度に注目するよう求めている。情報が入り次第、直ちに質検総局に報告し、管轄区域内にある関連製品の輸出を停止しなければならないとしている。
「人民網日本語版」2004年7月8日