安徽省巣湖市居巣区の養鶏場でH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザが発生した後、塩素消毒剤や消毒石灰を直ちに広い範囲で散布するなど感染経路を断ち切ったことから、現在は病気発生をすでに抑えており、感染が広い範囲で広がる危険はなくなった。巣湖市鳥インフルエンザ予防工作指揮部によると、流行はすでに抑えられたが、同指揮部は引き続き24時間の体制で事態の推移を注視している。
地元政府は、発生地に派遣した職員100人を5つのグループに分け、発生地の周囲3キロ以内の家きん類2万2000羽のすべてを処分して無毒化処理をした。7月7日夜午後8時までに、発生地の周囲3キロ以内の家きん類すべての処分は終了し、土に埋めた。
「人民網日本語版」2004年7月9日