ベトナムで16日、すでに死亡した児童2人と、現在病院で治療を受けている女性1人が、高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染していたことが明らかになった。
ベトナム衛生当局は、同感染者3人はいずれもH5N1型ウイルスに感染していたことを発表した。同国では先週、25歳の女性が鳥インフルエンザで死亡した。同国での鳥インフルエンザによる死者は今年19人目。
鳥インフルエンザが人と人との間で感染する可能性を裏付ける証拠はまだないが、世界保健機関(WHO)はウイルスの変異による人から人への感染の可能性を警告している。
「人民網日本語版」2004年8月17日