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婺源で大峡谷の開発進む・江西省

「最後のシャングリア」と呼ばれる江西省の婺源。ここで今、新たに発見された原始的な姿を留める峡谷の開発が進められている。婺源北部に屏風のように立ちはだかる大鄣山に位置し、瀑布は落差240メートルもあり、「中国第1の滝」と絶賛されるほど圧巻だ。

大鄣山は鄱江水系と銭塘江の分水嶺にあたり、古くは「呉国と楚国の境界の地」と言われ、のちに「婺源の源」と呼ばれるようになった。大鄣山の主峰である婺源は、海抜1629.8メートル。風景は奇観で秀麗、名所旧跡も独特の景観を呈するなど、数々の神秘のベールに包まれている。

第1期計画として開発された臥竜谷。長さは約3.5キロ、深さは730メートル。すでに十数万人の観光客が訪れており、うっそうと生い茂る木々、点在する池や渓流、滝や泉、草原など原始的な光景が人びとを魅了する。現在、竜井峡谷で第2期開発計画が進んでいる。この地区最大の見所は、落差240メートルの中国第1の瀑布だ。 

大鄣山の森林カバー率は90.7%、確認された希少生物種は183種。

「チャイナネット」2004/11/25

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