国連のアナン事務総長は6日、ジャカルタで行われた東南アジア諸国連合(ASEAN)地震と津波被災国支援緊急首脳会議の記者会見で、中国の政府と人民が被災国に援助を提供したことに賞賛と感謝の意を表した。
その際、アナン事務総長は、「中国政府は被災国に6300万ドルもの援助金を提供することを承諾した。国際社会はこれを賞賛し、感謝している」と述べた。
これに先立って、アナン事務総長はASEAN地震と津波被災国支援緊急首脳会議の席上、「中国政府は今回の災難に早く対応し、中国人民も被災国の人民に強い関心を示している」と語った。
現金援助のほか、中国政府はインドネシアに2000万元相当の2陣の救援物資を提供し、35人からなる国際救援隊をアチェ州に派遣したという。
「CRI」より2005/01/07