博鰲アジアフォーラムのラモス理事長は21日夜に行われた記者会見において、当面の北東アジアの情勢に鑑みて、博鰲アジアフォーラムが北東アジアの関係緩和にその役割を果たすことを願っていると語った。ラモス理事長は、今回のフォーラムにおいて、中日韓三国の高官がともに関心を寄せている地域問題を討論することになっており、フォーラムは交流のためにプラットフォームを提供し、対話を通じて北東アジア地域の緊張関係を緩和させ、ともにメリットを得るという形で問題を解決することを願っていると語った。
ラモス理事長は、博鰲アジアフォーラムはNGOとして、議題に対する制限は設けておらず、踏み込んだ討論を経て、国家間の関係を協調することができると語った。
今回のフォーラムのスケジュールによると、24日、中日韓の三カ国の代表が「アジアの新たな役割――北東アジアに焦点をあわせる」議題をめぐって討論することになっている。
「チャイナネット」2005年4月22日