「中国の平和的台頭とアジアの新しい役割」というテーマの円卓会議が22日中国海南省のボアオで開催された。
この会議に参加した内外の代表は、「中国の平和的発展が、アジアと国際社会にもたらすのは、脅威ではなくチャンスであり、中国の平和的発展は世界の平和と発展にプラスとなる」との見解を示している。
ボアオアジアフォーラムの竜永図事務局長は席上、「中国の平和的発展はアジア経済の一体化プロセスを推進する上で重要な役割を果たしている。これまでの数年間に、中国の東南アジア諸国連合からの輸入は倍増し、中国と日本、韓国とその他諸国との貿易も日増しに拡大してきた」と述べた。
ネパールのビスタ閣僚会議副議長は、「アジアは中国経済の持つ巨大なエネルギーから利益を得ることが出来る。中国の一層の発展は、この地区を一層安定させており、友好協力を求めることは、中国外交での際立った標識だ」としている。
CRIより 2005年4月23日