北京で開かれる第4回6ヵ国協議に参加する韓国代表団の団長であるソン・ミンスン外交通商次官補は24日午前、朝鮮代表団の団長でもあるキム・ゲグァン外務次官と会談した。この会談では、双方は朝鮮半島の非核化を実現させるため必ず枠組みを確立すべきであるという問題で見解の一致に達した。
ソン・ミンスン外交通商次官補は午後の記者会見で、「韓国と朝鮮は、問題の解決策を見出すため、午前のような会談を今後も続けていくことを決定した」と明らかにした。
第4回6ヵ国協議は26日午前9時に北京の釣魚台国賓館で行われる予定である。今回の協議に参加するアメリカの代表団の団長でもあるヒル国務次官補は24日午後代表団を率いて北京を訪れた後、「今回の協議が実際的な成果を上げるようにするため努力する」と表明した。
別の報道によると、朝鮮の中央通信は23日論評を発表し、日本が6ヵ国協議で朝鮮の「人権問題」や「拉致問題」を提出することに反対している。朝鮮中央通信は、別の論評でアメリカが朝鮮に「核犯罪者」というレッテルを貼ろうとしていることを非難し、「6ヵ国協議参加の各方面は互いに尊敬し合い、誠意を示すべきである。こうしてこそ、問題の解決に役立つことが出来る」と強調している。
「CRI」より 2005年7月25日