朝鮮半島の核問題をめぐる六カ国協議に参加した各国代表団の団長は8月1日、個別会合を行い、中国が打ち出した第二の共同文書草案をめぐって討論した。
中国代表団はこれについて「各団長は今日、密集的に個別会合を行い、共同文書の内容について、踏み込んだ意見交換を行った」と発表した。
アメリカ代表団のヒル団長は当日朝、「中国代表団は7月31日の夜、第二の共同文書草案を打ち出した。これに関する協議はある程度進んでいるものの、完全な一致に達するのは極めて困難なことだ」と語った。
ロシアのアルクシェエフ団長は1日、「第四回六カ国協議では大きな食い違いは存在しておらず、協議が窮地に陥ることはない。共同文書草案をめぐる協商は正常に進んでいる」と述べた。
「CRI」より 2005年8月2日