ロシア外務省は8日、朝鮮半島の核問題をめぐる第4回6カ国協議について声明を発表した。声明の概要は次の通り。
今協議の第1段階は積極的な進展を得た。今協議が円満に終結することを望む。
朝鮮半島の非核化実現が今協議の中心議題だ。各国はまだ一連の原則問題において対立を埋めることができていないが、すでに多くの問題で共通認識に至り、朝鮮半島の核問題解決に建設的な貢献を果たした。各国は7日に休会を決定した。これは対立のある問題において各国がさらに立場を調整し、会談の成果を広げるよう促すためだ。
朝鮮半島の核問題解決における各国の立場は日に日に接近している。間もなく発表する共同文書について、各国はすでに幅広い一致を見た。今協議は重大な成果を得ることができる。
中国は今協議の調整で出色の働きをした。ロシア代表団は中国側に心から感謝を表する。
「人民網日本語版」2005年8月9日