米国務省のマコーマック報道官は29日、ワシントンで行われた記者会見で、米国が9月12日の週に6カ国協議を再開することに同意する、と述べた。
マコーマック報道官は、米国が一日も早い6カ国協議の再開を希望すると話し、6カ国協議の話し合いで建設的な立場を取る用意がある、と述べた。また、米国は朝鮮が6カ国協議に復帰し、厳粛で真摯な立場を取るよう希望するとした。
マコーマック報道官はさらに、ブッシュ大統領が最近、米国国連人権委員会代表のレフコウィッツ氏を、「朝鮮人権特使」に任命したことと、朝鮮半島の核問題を扱う6カ国協議とは一切の関係が無い、と表明。米韓が合同で開催した軍事演習については、米韓が毎年挙行しているもので、朝鮮に対する脅威になり得ない、と話した。
朝鮮の外務省報道官は29日、朝鮮を標的にした軍事演習と、いわゆる「朝鮮人権特使」の任命を理由に、朝鮮は、再開後の第4回6カ国協議に、当初の日程では参加できないが、9月12日の週に復帰することはできる、と表明した。
「人民網日本語版」 2005年8月30日