拉薩(ラサ)市は、西蔵(チベット)自治区の政治・経済・文化の中心であり、西蔵伝統仏教の中心でもある。拉薩市は、国務院が認定した全国24の歴史文化都市の1つ。市の中心に位置する布達拉(ポタラ)宮と大昭寺は、ユネスコ世界文化遺産に登録されている。西蔵の平和解放以前は、拉薩市中心部の面積は3平方キロメートル足らずだったが、40年以上にわたる建設により現在は20倍の60平方キロメートルに達している。この歴史文化都市をよりよく保護し、布達拉宮などの歴史文化遺産を目立たせるため、市内の他の建築物の高さは4階以下に制限されている。
写真は拉薩市で今なお最も高く雄大な布達拉宮=8月24日撮影
「人民網日本語版」2005年9月1日