第60回国連総会に出席中の李肇星外交部長はニューヨーク時間19日午前、韓国の潘基文外交通商相と電話会談を行った。
潘大臣は朝鮮半島の核問題をめぐる北京での第4回6カ国会談で共同声明が採択されたことに祝意を表すとともに、議長国として中国が発揮した建設的役割を高く評価した。また、引き続き中国側と緊密に協力し、朝鮮半島核問題の平和的解決を促す意向を示した。
李部長は「6カ国協議による成果は、朝鮮半島核問題の平和的解決と半島の非核化が各国の利益に合致するものであり、各国の願いであることを改めて示した」と指摘。引き続き、他の6カ国協議参加国とともに半島の非核化実現、半島の平和と安定の維持に向け努力していくとした。
「人民網日本語版」2005年9月20日