韓国のバン・キムン(藩基文)外交通商相は20日ソウルで、「韓国政府は、朝鮮半島の核問題をめぐる協議参加の各関係側が第4回6カ国協議の共同声明を履行し、対話を保つよう期待している」と述べた。
バン・キムン外交通商相は、「予定された11月の初めに行われる第5回6カ国協議は、前回の協議で発表された共同声明を基礎とし、実質的意義を持つ具体的協議に合意すべきである。韓国政府は、各関係方面と協議を行い、朝鮮核問題の解決案をもっと具体化させる。韓国は、次回の協議で実務的態度を取り、今後、朝鮮核問題の協議のために一切の準備を整える」と述べた。
バン・キムン外交通商相は、共同声明履行の行動計画に触れた際、「朝鮮は、まず核を放棄すると共に核査察に同意すべきである」と述べた。
「CRI」より2005/10/20