美食と買い物天国で世界に名をとどろかす香港が、2006年は中国伝統の民俗文化と西洋文化が融合する新たな風情で観光客を魅惑し、全世界の旅好きを引きつける。
香港観光発展局による「2006精彩香港観光年」の計画もすでに準備万端だ。7日に開かれた記者会見で、同局の臧明華幹事は「グローバルに進む今回の計画により、香港本来の優位性を新たに提示したい。香港を訪れる観光客には、美食と買い物天国だけでなく、香港では多元的で精彩ある経験をできることを感じさせたい。伝統文化と、中国と西洋の文化の合流は、06年の観光のポイントになる」と述べた。
香港を訪れる観光客の増加につれ、特に中国大陸部から香港への個人旅行を認める措置が取られて以来、香港のサービスの質が観光発展局の関心を引いている。臧明華幹事によると、同局は「2006精彩香港観光年」のもう1つの重点として、「上質観光サービス計画」を策定。観光客が質の高いサービスを提供する小売店や飲食店を知るために、情報提供を行う。臧明華幹事は、香港から6千の店舖が同計画に参加することを見込んでいる。
「人民網日本語版」 2005年12月8日