第4回孫平化日本学学術奨励基金の授賞式が28日、北京で行われた。日本研究に携わる中国の研究者14人の専門書、論文が表彰された。
審査委員会は40点近くの作品から、専門書11点と論文3点を選出。受賞作品の半数以上は博士論文だった。論文の内容は政治、経済、文化、言語、歴史など多岐にわたり、新鮮かつ独特な観点から日本研究の新たな分野を切り開くもので、中国における日本研究の最新成果がうかがえる。
孫平化日本学学術奨励基金は1997年、かつて中日友好協会の会長を務めた故・孫平化氏の名を冠して設立された。
「人民網日本語版」2005年12月29日