インドネシアのハッサン・ウィラユダ外相は6日ジャカルタで、最近15年の中国経済の目覚しい発展は、東南アジアと東アジア各国の経済発展を促進し、積極的な影響を与えた、と述べた。
ウィラユダ外相は、年度記者会見の席で、東アジア情勢について述べた際、中国が平和への意志を持ち、経済が迅速に発展していることは「東南アジアと東アジアの国々にも利益となる機会を提供している」と指摘した。ウィラユダ外相はまた「協力の精神が各国に深く根付けば、衝突の潜在的な脅威も減るだろう」とした。
一方でウィラユダ外相は、中国経済の年成長率は約9%という驚異的な伸びを示しているが、一部の国民は最低貧困水準以下で生活しており、中国は依然として発展途上国である、との認識も示した。
「人民網日本語版」 2006年1月7日