世界銀行のウォルフォウィッツ総裁は11日、最貧国が抱える債務を今年上半期中に全額免除すると表明した。
ウォルフォウィッツ総裁は同日、主要8カ国(G8)財務相会議の各国財務相とモスクワで会談した後に、声明を発表。7月1日までに債務減免に向けた技術的な措置をすでに終えたことを明らかにした。
世界銀行は昨年、28カ国の債務を全額免除するとともに、関係信託基金に資金を補填する方針を明らかにした。国際通貨基金の債権額は比較的少なく、昨年末から債務減免を開始している。
「人民網日本語版」2006年2月13日