日本の国際観光振興機構(JNTO)は21日、中国人観光客への便宜をはかるため、中国国内の各銀行が発行する人民元口座向けカード「銀聯カード」を利用して、日本で現金を引き出せる出金サービスを今月末に開始することを発表した。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
JNTO北京観光宣伝事務所の担当者によると、今月末から日本国内に約6千台ある三菱東京UFJ銀行の現金自動出入機(ATM)で、「銀聯カード」による日本円の出金が可能になる。5月からは郵便局ATMでの引き出しも順次可能になる予定。
「人民網日本語版」2006年3月22日