広東省は人口の高齢化が深刻だ。65歳以上の高齢人口は681万人で、省内総人口に占める割合は7.4%に達し、すでに国際的に認められた高齢化のボーダーラインである7%を突破し、高齢化社会の初期段階に突入している。
同省統計局がこのほど行った調査では、農村部の青年・壮年層労働力が絶えず大量に都市部へ流入したことなどの影響により、同省では農村部の高齢化が都市部を上回るペースで進展している。2005年には、高齢人口の47.7%に当たる324万7700人が農村に住んでいた。総人口に占める65歳以上の割合を示す人口高齢化指数は、農村部が8.99%、郊外地区は6.96%、都市部が6.20%だった。
「人民網日本語版」2006年4月10日