インターネット検索最大手の米グーグルは12日北京で、グーグルの中国語名を「谷歌」にすることを発表した。同社が英語以外の言語での名称を発表するのは今回が初めて。今後グーグル・谷歌は世界の中国語利用ユーザーにとって、ますます身近な存在になるものと予想される。
グーグル関係者によると、「谷歌」は「豊かな収穫の歌」という意味。ユーザーの検索プロセスはまさしく収穫の過程であり、「谷歌」という名称は詩的着想によって「豊富で多彩な検索体験」を表している。同関係者は「英語名のグーグルは情報技術(IT)に詳しい人にはなじみ深いものだが、中国の一般大衆にとっては恐らくそうではない」と指摘する。
「人民網日本語版」2006年4月13日